こんにちは、古本専門主婦せどらーのmano(@100kin_sedori)です。
小学校入学を控え、購入しなければならないものの中でも、値が張るものの一つが「防災頭巾」。
学校で販売している銀色の防災頭巾を購入する人も意外と多いですが、できれば品質が良くて安価なだと嬉しい…。
私も最初イオンで購入するつもりでお店に行き、いくつか現物を見たのですが、その中でこれが良いかな?と思ったのが、「クツワ 子供用防災頭巾」。
結局その時は買わずに家に帰り、後でAmazonで注文したのですが、実際届いた商品を手にとってみての感想や、上の子の時に購入した防災頭巾との比較などを、こちらの記事でご紹介したいと思います。
これから子ども用の防災頭巾を選ぶという方は、ぜひ参考にしてください!(^^)
「クツワ STAD 子供用防災頭巾」を選んだ理由
イオンの店頭でこれが良いかな?と思った理由は、「日本防災協会認定マークが付いてるし、他のよりは作りがしっかりしてて良さそう。」という、あんまりこだわりなく選んでしまったのがバレバレな理由です。そもそも種類も3種類しかなかったんですが。
全然大した理由じゃなくて恐縮です(^_^;)
一応その場でAmazonレビューも確認したのですが、わりと評判が良かったのと、値段をイオンとAmazonで比較するとAmazonの方が安かったので、帰ってからAmazonで注文することにしました。
頑張っている国内資本の実店舗を応援したい気持ちもあるのですが、イオンは私がメインで使ってる電子マネー(PayPayもしくはID)が使えないのがネックで…。
どちらかが使えたら店舗で買っても良かったんですが、申し訳ないですm(_ _)m
実際に手にとった感想
イオンでも実物は手にとっていたのですが、袋の上からだったので、触った感触などはやはりイマイチ分かりませんでした。
「ずいぶん軽くてフカフカしてるなあ」という印象です。
まあ、「ソフトな肌触り」というのが売り文句にもなっているので、そういう防災頭巾を目指した商品なのですが、防災頭巾というと昔ながらの「ずっしりどっしり」な印象が強かったので、「こんなに軽くて大丈夫なの!?」という気持ちも多少ならずともありました。
そして、実際にAmazonから届いた商品がこちらです!
色は明るい水色
色は水色・黄色・ピンクと3種類あります。
すでに実物を見ていたので分かっていましたが、水色はかなり明度の高い明るい水色です。
はい、ものすごく目立ちます(笑)
でも、目的が防災対策なので、目立たないより目立つ方がいいよね、と自分を納得させます。
そして、子ども自身「色がヤダ」とか言いませんでしたので、その点まったく問題ナシです。
素材はポリエステル100%
先ほども書きましたが、ビニール梱包の上から触ってもわかるくらい、全体的に軽くてフワフワした感じです。
「国産の高級生地を使用」と赤丸で書いてありますので、その点他のメーカーとの一番の差別化なのでしょうか。
ただ、生地の素材としては外側も中綿もポリエステル100%。
服は綿100%一択!
な私としては、今ひとつ戴けない素材なのですが、防災製品は防災性能優先なので、そこは目をつぶります。
私は肌感覚優位なので、生地の肌触りにこだわる方で、しかも、ポリエステルやナイロンの肌触りは全般的に苦手です。
なので、台紙にあるような「肌触りがキモチい~っ!」にはちょっと同意できませんが、ソフトな肌触りであることは確かです。
生地の手触りには好みがありますので、化繊に慣れている方だったら、「あら、気持ちいい生地ね!」と思うタイプの生地かもしれませんので、あしからず!
ゴムの扱いが難しい?
それから、防災頭巾を被った後にアゴの下にかけるようになっているゴムについてです。
このゴム、普段は上の画像のように本体がパカパカ開かないよう、ぐるっと全体を留められるような仕様になっています。
ですが、一年生にはこのゴムを外すのがなかなか難しい!
特に、「緊急で避難しなきゃ!」と焦っている時にこのゴムを外すのは、かなり難しい作業になると思います。
「せんせい、防災頭巾が開かない!」と言っている我が子の姿が目に浮かびます(-_-;)
ですので、防災頭巾カバーに入れて背中にひっかけたり座ぶとんにしたりする場合は、外しておいても問題ないので、あらかじめこのゴムは外しておいた方が良いと思います。
それか、もしかして女の子だったら一年生でも上手に出来るのかなー?
うちの子にも何度か練習させてみましたが、あんまり期待できそうな感じではなかったので、外しておくことに決定です(笑)
太いゴムの扱いに慣れてる子だったら、少し練習すれば出来るようになるかもしれませんね!
実際に頭巾をかぶらせてみて感じたこと
次に、実際に子どもに防災頭巾をかぶらせて感じた点についてです。
防災頭巾は店頭で試着ができませんでしたので、かぶってみたら「あれ、ここは予想外だったな」という点がいくつかありましたので、まとめてみました。
「顔を守る前ツバ付き」のメリット・デメリット
私的に購入の決め手になった一つが、この前ツバ。
今まで自分や上の子が使っていたものには、どれもついていなかった機能です。
サンバイザーのように前にせり出したツバで、
「危険物や破片から顔を守る」
ことができるそう。
Amazonのレビューにも、
目を守るためにはツバ付きが1番です。
とありましたので、私同様、これを重要ポイントと判断する方もいるということですね。
ただ、この前ツバ。
普段、内側に折り込んで収納するため、常に内側向きにクセがついています。
なので、新入生が自分でこれをちゃんと引っ張り出してかぶれるかというと、練習しないと難しい子もいるんじゃないかなあ?と思います。
どういうことかというと、クセを直してかぶれば上の画像みたいになるのですが、そのままかぶると
こう↓
なってしまうんですね。
前ツバが完全に鼻の上あたりにぶつかっております(^_^;)
ですので、この状態を上手く直してからかぶれるようになるには、ちょっと練習が必要かなーと思います。
かぶった後に内側からグイグイ持ち上げれば何とかなる感じですが、そこに気を取られて避難に支障が出ると問題なので、こちらもあらかじめ慣れておく必要がありそうです。
頭部が浮いてしまう
一年生の頭にはまだサイズが大きいのか、頭部が全体的に上に持ち上がってしまいます。
うちの子は割と頭が大きい方だと思うのですが、それでも頭の上に空間が出来てしまいました。
前ツバがあるので、その部分の写真が上手く撮れなくて、画像ナシでわかりづらく恐縮です(^_^;)
別に頭にぴったりフィットさせなきゃいけない訳ではないので、浮きがあっても特に問題はないのですが、なんとなくバランスが悪くて、つけ心地が良いとは言えないかな~?という感じです。
アゴの下にゴムが来るので、そこでキッチリ位置が固定されてしまうせいもありますね。
ゴムがなければ位置をずらせるのですが、ゴムがあるのでその部分が決まった位置になってしまって、頭部に余りが出てしまうという状態です。
「肩までカバー」は長さ不十分
それから肩の部分についてですが、ゴムから下の部分が肩に中途半端にぶつかります。
画像を見て頂くとわかるかと思いますが、ちょうど肩骨の上くらいまでしかありません。
説明台紙のモデルの子の写真では、「肩までカバー」とあって、肩を全体的に覆っている感じなんですが、この子は4歳くらいでしょうか?
うちの子は一年生にしては大きい方ですが、現時点ですでにこの位置だと、3年生くらいには肩は完全に頭巾から出てしまいますね。
もうちょっとゴムより下の部分が長くないと覆うのはムリじゃない?という感じです。
特に対象年齢は書いてなかったと思いますが、もしかしてこれ、幼稚園児対象の商品なのでしょうか?だったら申し訳ないです(-_-;)
耳穴は位置が合わない?
そして、本体中央部分についている「耳穴」です。
「避難時に外の音や声が聞こえやすい耳穴付き」と商品説明に記載がありますが、こちらも位置が微妙です。
小学校の6年間使うものなので、どの期間かは絶対位置が合わないことは分かっていますが、とりあえず現時点でのわが子は全然耳穴の位置が合っていませんでした(^_^;)
ですが、耳の部分に丁度この穴が当たらなくても、外の音はそれなりに聞こえると思いますので、これはもうどの防災頭巾でも仕方ない部分ですよね。
性能はどうなの!?
いくらかぶり心地が良くても防災頭巾としての性能が良くなかったら話になりませんので、防災頭巾としての性能や洗濯について、それから他の防災頭巾との比較をしてみました。
認定防災製品マーク付き
そして防災性能面ですが、こちらの商品には「公益財団法人日本防炎協会認定」の防災製品マークが付いています。
よく、消防署の職員の方や、学校の先生が身につけている防災頭巾についているマークと同じものですね。
日本防炎協会で、防炎性・毒性審査などの検査をパスしているということなので、性能としては安心です。
最初、イオンで他の商品と一緒にチェックした時は、他の商品にはこのマークが付いていなかったんです。
値段的に2,000円も3,000円も違うわけでもないので、「ここをケチってはいかん!」ということで、このマークを信じてこちらの商品を選択しました。
上の子達のを買った時は、銀色とオレンジ色の防災頭巾以外でこの防災製品マークがついている物を見たことがなかったのですが、今はこういう子ども向け商品にもついているんですね。
前はあんまり気にもしていませんでしたが、子ども向け商品も進化してるんだなと思って、ちょっと感心しました(*^^*)
子ども用防災頭巾の安全性については、国民生活センターが記事をまとめていますので、こちらもご一読ください。
洗濯は手洗いで4回まで
そして、母兼主婦としては気になる洗濯方法ですが、説明台紙には下記の記述がありました。
- 5回以上の洗濯をすると性能が低下する恐れがある
- 洗濯機の使用は避け、中性洗剤で手洗いを行ってから陰干しする
- 洗濯機・乾燥機の仕様は型崩れの原因となる
- 塩素系漂白剤を使うと色落ち・記事劣化を早める恐れがある
以上のことから、こちらの防災頭巾は年1回以下の洗濯回数でお願いします!
とのことでした。
これは男の子の母としてはちょっと…(^_^;)
避難訓練は夏にもありますので、できれば年一くらいは洗いたい気もしますが、日に当てるくらいで我慢しましょう、もしくは買い替えましょうということですね。
他メーカー防災頭巾との比較
左が上の子が小学校6年間で使った防災頭巾。
右が今回新しく買ったクツワの防災頭巾です。
パッと見、明らかに生地の厚さが違いますね!
先ほどご紹介した国民生活センターの記事でも、使っているうちに中の綿が擦り切れてくる、という記述がありましたが、こちらは上の息子が6年間座ぶとん代わりに敷いていたものなので、ぺたんこになってても無理ないと思います。
ただ、上の子の防災頭巾は買ったときから元々こんな感じで、特にヘタったという感じもしなかったので、元々の中綿の厚みによる違いかと思います。
それから目立って違うのが、耳穴の位置。
これは、何年生をターゲットにして作られているのか?で違うと思いますが、クツワの方はかなり下の方についています。
あと気になったのが、アゴ下ゴムの位置。
上の子のはゴムが切れてしまっていることもあり、画像では分かりづらいですが、耳穴の下の方に青いゴムの名残があるので、大体おわかりになるかと思います。
これもクツワ製よりは、だいぶ上の方についている感じですね。
そして、椅子にかぶせるためのゴム。
こちらは、上の子の方は伸びてしまって切ってしまいましたが、普通のズボンゴムのようなものだった(ような記憶が…)ので、クツワ製の方がしっかりしていて伸びにくい印象です。
うちの子たちの学校は、「座ぶとん⇒カバーをつけて背もたれに装着」に変わってしまったので、背もたれ用ゴムはいらなくなってしまったのですが、カバーなしで椅子に装着するような学校の場合は、このゴムのしっかりした感じはポイント高いと思います。
この上の子が使っていた防災頭巾のメーカーがちょっとわからないのですが、ネットで検索すると、下記のメーカーさんの商品がヒットしてきます。
- 大明企画
- ファシル
- 東京都葛飾福祉工場
- 銀鳥産業
- ラッキーベル
- イエロー
購入したのが大手スーパーだったので、このあたりのメーカーさんの商品か、スーパーのOEM商品だったのかなと思います。
「クツワ STAD 子供用防災頭巾」をAmazonで注文するとこう届く!
そして最後に、Amazonで購入するとこんな形で届きますよ、ということをお伝えしておきたいと思います。
私の住んでいる地域は都内なので、市川や川崎などの倉庫から、Amazonデリバリープロバイダ(Amazon独自の配送便)で届くことが多いです。
元々デリバリープロバイダはサインレスで受け取れましたが、現在は自動的に「置き配」指定になっていますので、玄関先にポンと箱が置いてあります。
注文しているのを忘れていたりすると、玄関を開けてちょっとびっくりします(^_^;)
注文の翌日届いた箱がこちら!
いつものAmazonさんのお約束ですが、箱が妙にデカイです(-_-;)
開けてみました。
案の定、半分以上が緩衝材です(笑)
めげずに緩衝材を取り出すと、底の方に防災頭巾が!
実物は箱の1/5ほどでしたので、過剰梱包と言えば過剰梱包ですが、この程度はAmazon梱包あるあるなので、仕方ありません。
ダンボールは速やかに折りたたんで、資源ごみの回収に出してしまいましょう。
中身が防災頭巾なので、箱をぶつけようが落とそうが壊れて届く心配はありませんが、これだけ厳重包装してくるブレないところがさすがです、Amazonさん(-_-;)
日本防災協会認定クツワSTAD子供用防災頭巾 使用感想・レビュー
いかがだったでしょうか?
私はあまり詳しく調べないまま購入してしまいましたが、今回購入したクツワ製防災頭巾に特に目立った問題があった訳ではないので、それなりに満足しています。
防災頭巾メーカーはクツワさんのSTADブランド以外にもたくさんありますので、それぞれ実物をご覧になったり口コミを調べたりして、納得行く商品を購入して頂ければと思います。
それでは、今回の記事のまとめです。
- 色は蛍光色に近い明るい色
- 素材は外・中ともにポリエステル100%
- アゴ下ゴムの扱いは慣れが必要
- 前ツバはついている方が良いが、装着時に顔にぶつからないよう注意
- 子どもの頭のサイズによって、頭の上に隙間が出来る
- 肩カバーはあまり長さがない
- 耳穴の位置は子どもの頭の大きさによって、フィットしない時期がある
- 認定防災製品マーク付きなのは安心
- 洗濯は手洗いで、トータルで4回まで。
以上になります。
今回の記事が少しでも購入の参考になれば嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございました!主婦せどらーmanoでした(^^)/
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