ヒロインの可愛らしさを愛でる話が好きなんです(^^♪
こんにちは。四足ワラジ主婦せどらーのmanoです。
せっかくカテゴリを作ったので、続けておススメ本についての記事を書いてみようと思います。
前回記事に引き続き、
♥筋金入り本好きせどらーおススメ本
【コミック編その2】はこちら!
なまいきざかり。/ミユキ蜜蜂 (白泉社「花とゆめ」掲載)
白泉社のコミック続きなのは、たまたまではありません。
昔から白泉社のコミックが好き!なんです(^^;)
小説にしろ、コミックにしろ、どちらかというとちょっとファンタジックな作風を好む傾向にあるんですが、学園物もそこそこ読みます。
白泉社の学園ラブコメは、設定がどこか吹っ飛んでるのが多くて、そこが面白いんですよね~(^^♪
そこご紹介したいのがこのマンガです。
「なまいきざかり。」のココが好き!
「なまいきざかり。」の面白さと言えば、
♥主人公の由希が超絶可愛すぎる(≧▽≦)
これにつきます!
高校の運動部が舞台なので、キャラは意外とたくさん出きますが、メイン二人の属性はこんな感じ。
♥由希―主将に憧れて入部したバスケ部マネージャーを務める姐さん主人公(CD版 voice:南條愛乃)
♥成瀬―成績抜群のイケメンだけど超ふてぶてしいバスケ部1年エース。(CD版 voice:佐藤拓也)
この二人を軸にして、バスケ部周辺のエピソードを中心に話が進んでいくんですが、いやもう、なんなんですか、この
由希の可愛さは!(≧▽≦)
そもそもヒロインの由希は、双子の妹+三つ子の弟持ちという、どうやっても姐さんになるしかない設定の元に生まれた長女っ子。
小さいころから我慢がデフォルト。
あまりにもしっかりしすぎて人に頼るのが大の苦手。
何か腹が立つことがあっても、いちいち怒ったりせず、何事にも用意周到。
我慢強いことにかけては、かなりの耐久性を誇る。
という彼女。
周囲には、
マネージャーの笑ったカオなんて見たことないぜ!(;・∀・)
と言われてしまうほどなんですが、その彼女がなぜ、
スーパーふてぶてしいナマイキ後輩・成瀬を好きになっていってしまうのか!
というところを、
これでもか!!!
というほどきゅんきゅんエピソード連発しながら、描いてくれるんですよ~(≧▽≦)
もうね、
心臓バクバクと口では言いつつ、付き合う前から平然と真顔でちょっかい出してくるけど、実のところ由希にメロメロなイケメン成瀬。
ホントはそんな成瀬の気持ちに応えたいと思っているのに、幼少から長らく培った鉄壁の鉄面皮がどうしても外せなくて、全力拒絶してしまう由希。
なんだもうコイツら超可愛い!!!(≧▽≦)
そこに、成瀬の幼馴染でライバル校のエース。
成瀬のバスケプレーに対してすごい対抗意識を燃やしつつ、徐々に由希が気になり始める、
♥女性恐怖症(でも黒髪イケメン)の袴田静(CD版 voice:小野友樹)
が絡んできて、この3人の三角関係なるか!?というところなんですが、
ならないだろうな~、三角には(^^;)
でも、最初っからこじれまくりの由希と成瀬が更にこじれる展開は十分ありえると思うので、この先どう転んでいくかは、
成長株・静ちゃんがどの位頑張るか?
に掛かっているような気がします。
ビジュアル的には静ちゃんの方が好きなんですけどね~(^^♪
トータルデザインが秀逸
それから、「なまいきざかり。」の特徴は、トータルデザインがすごく良く練られていること!
「もしかしてミユキさんの手書きフォント?」
と思わせる
♥タイトルロゴの出来の良さ
から、
♥ちょっとムラのある水彩彩色
♥目次ページなど、手書きフォント風文字中心のデザイン
などなど、
全体的な雰囲気づくり
がすごく上手い!
由希と成瀬のちょっとトボけたちぐはぐなやり取りにぴったりな、独特のスタイルだと思います。
これの他にも、花とゆめでは、近くアニメ放送が決定している、
♥福山リョウコさんの「覆面系ノイズ」
も似たような感じでトータルに統一されてて、「デザイン的にすごくいいなあ!」と思います。
こちらは、タイトルロゴを含め、福山さんがかなりご自身で手掛けてる部分があるみたいなんですけど、やっぱりこういうのが得意な作家さんも中にはいらっしゃるんですよね~。
白泉社でもCLAMPや峰倉かずやみたいなクリエイター的な動きをする作家さんが増えてきたのかな~なんて思ったりしていて、そういう意味でも見ててすごく楽しいですね。
白泉社のデザイン戦略?
その点では、以前の白泉社の表紙パターンを撤廃したのは、そういった
♥トータル的なデザイン性を押し出していこう
という方針の結果だったのかな~なんて思ったりもします。
あのデザインもすごく好きだったので、
個人的にはちょっと寂しいんですが(´・ω・`)
枠ナシが決定してから、
本来、あの枠アリのデザインはもう使っちゃいけないことになった
みたいなんですが、前回紹介した「赤髪の白雪姫」
それから、実写映画化もされた有川浩 原作の「図書館戦争」
なんかは、今でも枠ありデザインで継続発行されてますね。
私も連載途中で変更されちゃうのはイヤなタイプなので、その措置は大変うれしいです。
ホントなら、
全作そうしてほしかった(´・ω・`)
といっても、
枠なんてないんじゃない!?(;’∀’)
という位、枠からはみ出してるデザインも、いっぱいあったんですけどね~(;’∀’)
テンポのズレがおもしろい☆
という訳で、この「なまいきざかり。」
ロゴやコミック周りのデザインだけでなく、本編の漫画自体も
♥セリフ回しや書き文字
♥ギャグコマ
などに独特の雰囲気があって、それがデザインとの相乗効果を上げてるんだと思います。
なんていうんですかね、音楽で例えると、
半拍ずらして突っ込んで入る、みたいな感じ
って言ったら分かりますかね?
余計わかんないか(;・∀・)
そのズレがとても心地いいというか、
すごく病みつきになります(≧▽≦)
今も「花とゆめ」で連載中で、これからの展開が楽しみなお話しなので、一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです(^^♪
それでは、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
また次の記事も読んでいただけたら嬉しいです。manoでした!
♥今回のサムネイル画像の素材は、M/Y/D/S クリップアート集よりお借り致しました。ありがとうございました♪
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